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2006年7月26日 (水)

鉄音アワー46号、北総夏祭り!印西牧の原行発車いたします

Hs11 46号は、北総鉄道特集第一弾! 北総夏祭りと銘打って、セクシーフライヤーDJ桜井氏添乗の上、発車です! 引退が迫る「ゲンコツ電車」こと7000系! その独特の前頭形状をはじめ、初の試みを多く採用し、時代を切り開いたこの名車の誕生秘話を北総鉄道さんに直接うかがいます! ではご乗車になってお聴き下さい。

 

こちらよりご乗車ください   
     (
Click Here!)     

     ↓ ↓ ↓

「bellz046.mp3」をダウンロード

Hs12 番組にそって、ゲンコツ電車7000系の姿を追っていきましょう。(今回は北総鉄道さんでの呼び方に合わせて「系」を使用します)前頭部は、下向きに傾斜したフロントガラスをはじめとする独特の形状を持っています。これは、汚れが付かないこと等、視界面での実用性のほか、北総鉄道全体のデザインコンセプトに基づいて作られました。

 

Hs13 このアングルからだとより特徴的な前頭部が分かります。

この側面からのシルエットが「ゲンコツ」とよばれる所以です。音楽的には4分休符にも似てますね。

土屋が言う、これに合致する正反対の形状の車両・・・・見てみたい(笑)

 

Hs15 7000系設計時にはデザイン考証が多数なされました。

当時の資料をここに・・・・様々なデザインが起こされています。

 

Hs14 ステンレス車体では初のフィルムを使用した、ボディ外板のカラーリングを見る。よく整備された車体と共に、美しい発色をみせています。今でこそステンレス車全盛の時代、このフィルムで車体を装飾する方法が広く採用されていますが、先鞭をつけたのは7000系。誕生した1979年に今の技術を先駆けて採用していたことになります。 魁!!7000!!!

 

Hs16 こちらも設計当時の資料より、カラーリング案のスケッチ。

それまでの質実剛健、実用性優先のデザインコンセプトから脱却した、先鋭的な取り組みが見て取れます。

Hs17 これが幼き桜井DJが驚愕した7000系誕生時インテリア。床の色をアンツーカー(陸上競技場やテニスコートに使われる人工土、赤茶けた色合い)とし、それにあわせたシート地を採用し、落ち着きある車内を構成しています。つり革が無い様子も良く分かります。

Hs18 都営5300形とならぶ7000系。1991年登場の5300と見比べても、いまだにインパクトがある7000です。おでこの傾斜は太陽光を反射し、保線職員への警戒の意味もあったとは、その巧みさに驚くばかりです。 先に紹介した7001先頭車は、保存用として残されるとのこと。残りの同僚編成の最後の活躍をみんなで応援しましょう。

Hs110 とれいん 2006 8月号 特集「私を趣味人にしたこの一冊」にて、野月があげた一冊がこの「国鉄全車両決定版」。小学校中学年の時に買った一冊ですから、もうボロボロ・・・・三分割してしまいひもで結んでありますが、今も立派な資料として役立っております。 この本への思い入れなど詳しいことはとれいん誌上にて。

 ▼RM MODELS №133 の詳細はリンクよりチェックできます。ご確認をば!

では皆さんもぜひ北総鉄道、訪れてみてください!スムーズな線形に特徴ある車両たち・・・・自然も豊かでビールが美味い!!次週も北総鉄道特集、第二弾を車両基地より7000系と共にお届けいたします!したらば!

 

7月 26, 2006 アニメ・コミック携帯・デジカメ旅行・地域日記・コラム・つぶやき趣味音楽鉄道テクノスーパーベルズ電車 |

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 私が住んでいる地域には北総鉄道という鉄道会社の路線があります。この路線は、京成高砂から千葉県の鎌ヶ谷や白井を通って印旛日本医大という駅までを結んでいます。まだ沿線人口が少ないせいか、ほとんど人が乗りません。そのため運賃がものすごく高い。でも、ここを走っている車両には特徴があったのです。  SUPER BELL"Zの鉄音アワーの46号でその北総鉄道が特集されました。僕はとてもうれしかったっす。うれしかったっすドットコム。セクシーフライヤーDJ のサクライさんに感謝です。 詳しい内容は鉄...... 続きを読む

受信: 2006/07/27 18:14:32

コメント

今度「立山黒部アルペンルート特集」をやっていただきたいと思ってます。日本唯一のトロリーバス有り、全線地価のケーブルカー有りです。両者とも「鉄道」なのでいかがでしょうか。

投稿: 名城線右回り | 2006/07/26 6:26:03

北総鉄道特集の第1弾の
“ゲンコツ電車”って呼ばれている7000形の特集に感激しました。
まさか7000形の設計デザインに多数のデザインがあるとは!ビックリです!
北総鉄道特集第2弾に期待です。

投稿: ベルスネーク | 2006/07/26 12:06:29

 北総のゲンコツってあんまり興味をわかずにいたのですが…こんな感動的なストーリーがあるとは思いませんでした。実際に関わっている人の話を聞くと、感動します。写真で見ているだけですがほんと綺麗ですもんね。札幌市営地下鉄6000型やJR北海道731系と似たようなもんだろう…と思っていたんですが、真横から見るとこんな形しているとは!!当時は相当にアバンギャルドだったんでしょうね。だから今でも通用するんだと思います。

投稿: narick | 2006/07/26 14:20:57

北総ゲンコツ…実は8年くらい前に天空橋でオーバーランを食らった時以来、これに乗るのが嫌になった経験があります…(むしろVVVFに乗りたかっただけ…お?)。
しかし先日は引退が迫るというだけあってこの車両の追っかけ(走行音録音…、が納得いかない結果…)をしていました、そのうち再び撮影を試みているかもしれません…。
本当にユニークで工夫も凝らした名車ですね…特集第2弾も期待しております。

投稿: ポケ鉄 | 2006/07/27 1:53:52

北総特集ありがとうございます。
北総ユーザーでありながらゲンコツについてまだまだ知らないことがありました。
保線職員への警戒まで考えていたとは驚きです。調べれば本当に奥が深いですね。

少しでも多くの方に北総に触れ合える良い機会ですので、ビール祭りは皆さんお越しいただけると大変うれしいです。
ちなみに、会場の矢切駅では改札を出てすぐの渡し舟やホームで流れている洒落た音楽なども注目です。

後半も楽しみにしています。

投稿: 北総ユーザー | 2006/07/27 18:34:30

今回の話とはずれますが・・・ついにTOMIXさんから、出雲さよならセットが発売されるそうです。
ぜひ、ご確認ください。

僕は京急沿線住民です。
今度は京急特集も組んでください。
お願いします。

投稿: れーる | 2006/07/31 10:49:26

座席を切り取られるとは、もはや悪鉄というよりは鉄の恥ですね。

投稿: ベルファンファン | 2006/08/01 11:45:40

・ベルファンファン様
鉄がやったとは限りませんよ。ひょっとしたら沿線の住民かもしれませんし。

投稿: 名城線右回り | 2006/08/04 20:59:12

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